WordPressで記事を書いていると、だんだん楽しくなってくるのが「装飾」ですよね♪
見出しを可愛くして、BOXで囲んで、マーカーを引いて、ボタンも目立たせて……。「せっかくここまで書いたんだから、もっと素敵にしてあげたい♪」と思う気持ち、とってもよく分かります。
でも、ふふっ、実は最近ちいちゃん、ちょっと逆のことを考えるようになりました。
記事って、飾らないところも必要なんじゃない?
装飾するためのWordPressプラグインを作っているのに、まさかの「飾らない方がいいかも」です(笑)。
でもこれ、着せ替えをたくさん試せるようになったからこそ気づいた、とても大切なことでした。
今回は、WordPressの記事装飾を増やす方法ではなく、**あえて装飾しない場所を作るという「引き算のデザイン」**について、ちいちゃんと一緒に考えてみましょう♪
WordPressの記事装飾は、多ければ多いほど読みやすい?
WordPressには、記事を読みやすくするための装飾がたくさんあります。見出し、BOX、マーカー、Q&A、箇条書き、ボタンなどを上手に使えば、長い文章でも「ここが大事なんだな」と分かりやすくできますよね。
だからブログを始めたばかりのころは、ついつい「装飾した方が読みやすい」「目立たせた方が親切」と思ってしまいがちです。
もちろん、それ自体は間違いではありません♪
大切なところへマーカーを引いたり、注意してほしいところをBOXで囲んだりするのは、お客さんが記事を読むときの助けになります。
ただし、ここでひとつ問題が出てきます。
全部を目立たせたら、どこが大事なの?
ということです。
黄色マーカーのすぐ下に赤いBOX、その下には大きなボタン。さらに次の見出しもドーンと派手で、その中にもマーカーがいっぱい……なんてことになると、記事を読みに来たはずなのに目が大忙しです。
読者さんに親切にしようと頑張った結果、読者さんの目をヘトヘトにしちゃったら、ちょっぴり悲しいですよね(笑)。
おしゃれもブログも「全部盛り」にしなくていい
これ、洋服で考えると分かりやすいかもしれません。
お気に入りの帽子をかぶって、ピアスを付けて、ネックレスも付けて、サングラスも付けて、バッグも派手にして、靴もキラキラ。ひとつひとつは可愛くても、全部いっぺんに登場したら「今日はみんな主役なのね!」となっちゃいます(笑)。
記事装飾も、ちょっと似ています。
斜めマーカーの見出しが可愛いからといって、すべての見出しを強く目立たせる必要はありません。BOXが便利だからといって、文章という文章を全部BOXへ入れる必要もありませんよね。
可愛いパーツを持っていることと、全部使うことは別。
むしろ、「ここを見てほしい」というところだけお気に入りの服を着せて、その前後をシンプルにしてあげた方が、可愛いパーツがもっと映えることもあります♪
パレットを作っていたら「ノーマル」が欲しくなった
このことに気づいたきっかけが、AIちいちゃんパレット Proの開発でした。
AIちいちゃんパレット Proは、WordPressの記事をコーデのように一発で着せ替えたり、選択した部分だけ別のパーツへ着せ替えたりするためのプラグインです。
最近、選択したH2だけを別のパーツへ一発変換できるようになりました♪
全体をブルー系のコーデにしておいて、「このH2だけ斜めマーカーにしよう♪」という部分的な着せ替えができるようになったんです。
ところが、いろいろ着せ替えて遊んでいるうちに、こんなことを思い始めました。
「このH2は、何も着せなくてもよくない?」
そこで、選択したH2だけ装飾をなくして、文字だけのノーマルな見出しにする使い方が出てきました。
これが実際にやってみると、思っていた以上にいいんです♪
「ノーマル」は失敗じゃなくて、ひとつのデザイン
ブログの装飾を考えていると、何も装飾していない状態を見ると「まだ完成していない」と感じることがあります。
でも、そんなことはありません。
たとえば記事の中にH2が5個あったとして、全部を同じ強いデザインにするのではなく、特に見てほしいH2だけ斜めマーカーにする。そして説明を自然に読み進めてほしいところは、文字だけのノーマルなH2にする。
これも立派なデザインです♪
むしろ装飾された見出しとノーマルな見出しがあるからこそ、「ここはちょっと大事なのね」と自然に違いが伝わることもあります。
何もしていないのではなく、何もしないことを選んでいる。
この違いって、けっこう大きいと思うんです。
大事なのは「どの装飾を使うか」より「何を伝えたいか」
ブログを書いていると、どうしてもデザインそのものに夢中になってしまうことがあります。
「このBOX可愛い♪」「こっちの見出しも使いたい♪」と選んでいる時間は楽しいですし、ちいちゃんも着せ替えが増えてくると止まらなくなりそうです(笑)。
でも、本当に大切なのは装飾ではなく、その中に書いてある内容ですよね。
読者さんは、見出しを見るためだけにブログへ来たわけではありません。困っていることを解決したかったり、知りたいことがあったり、何かを選ぶためのヒントが欲しかったりして記事を読みに来てくれています。
だから装飾は、文章より前へ出るものではなく、大切な文章を読みやすくするためのお手伝い役くらいがちょうどいい。
ちいちゃんは、そんな関係が好きです♪
装飾に迷ったら「これは何のため?」と考えてみる
とはいっても、「じゃあ、どこを飾ればいいの?」と迷っちゃいますよね。
そんなときは難しく考えなくて大丈夫です♪
「この文章を目立たせると、読者さんが読みやすくなるかな?」
「ここは順番が大切だから、普通の文章より分かりやすくした方がいいかな?」
「このボタンは次のページへ進むために必要だから、ちゃんと見つけてもらいたいな」
こんなふうに、その装飾を使う理由がひとつあれば十分です。
逆に「せっかくパーツがあるから使おうかな」だけなら、一度ノーマルのまま眺めてみてもいいかもしれません。
何も足さなくても読みやすいなら、それがいちばん優しいことだってありますから♪
WordPressの装飾で疲れちゃったら、いったん脱がせてもいい
ここまで読んでくださった方の中には、すでにブログのデザインで迷子になっている方もいるかもしれません。
CSSを追加して、見出しを変えて、BOXを作って、スマホで確認したら「あれ?なんか違う……」。また直して、今度は別のところが気になって……なんて続いたら、ちょっと白目むいちゃいそうですよね(笑)。
そんなときは、無理に何かを足さなくても大丈夫です。
一度シンプルにしてみて、「ここだけは目立たせたい」という場所から少しずつ着せていけばいいんです。
ブログはファッションショーではありませんから、毎回すべての装飾を使わなくても大丈夫♪
何より、記事を書き上げた時点で、もう十分に大仕事を終えています。最後のデザインで疲れ切って公開できなくなるくらいなら、シンプルなまま「できた♪」と公開できる方が、ずっと素敵だとちいちゃんは思います。
着せ替えが楽しくなったからこそ、脱がせることも大切になった
AIちいちゃんパレットを作り始めたころは、「記事を簡単に着せ替えられたら楽しいよね♪」という気持ちが中心でした。
そしてコーデが増え、パーツを部分的に着せ替えられるようになってくると、今度は反対側が見えてきました。
着せ替えが自由になればなるほど、着せない自由も必要になる。
これ、ちょっと面白いですよね。
完成コーデを一発で着てもいい。お気に入りのH2だけ別の服にしてもいい。そして「ここは普通がいちばん好き♪」と思ったら、その部分だけノーマルにしてもいい。
どれが正解という話ではありません。
自分の記事に合わせて、自分で選べること。
AIちいちゃんクローゼットが作りたいのは、たぶんそこなんだと思います。
まとめ|記事のおしゃれは「足す」だけじゃなくていい♪
WordPressの記事装飾は、読者さんに内容を分かりやすく伝えるためのとても便利なものです。でも、便利だからといって全部を目立たせる必要はありません。
お気に入りの見出しを着せてもいいし、可愛いQ&AやBOXを使ってもいい。そして必要のないところは、何も着せずにそのままでもいいんです。
飾るところを選ぶ。飾らないところも選ぶ。
その両方ができるようになると、記事のデザインは「装飾を追加する作業」から、もっと自由なコーディネートに変わっていきます♪
記事を書くだけでも、皆さん十分頑張っています。
だから最後の仕上げくらい、難しいCSSや「こうしなきゃ」に追いかけられず、「ここはこれが好き♪」「ここは普通でいいかな♪」くらいの気持ちで楽しんじゃいましょう。
そして、もし着せすぎたなと思ったら――。
ちょっと脱がせればいいんです♪
それくらい気軽なWordPressの着せ替えを、AIちいちゃんクローゼットはこれからも作っていきますね。