WordPressテーマには、本当にたくさんの機能があります。
吹き出し。
ボタン。
マーカー。
アフィリエイトリンク。
AdSense広告。
商品カード。
目次。
便利な機能が最初から入っていると、すぐ使えて助かりますよね。
特に初心者のうちは、
「テーマひとつ入れれば全部できる」
というのは、とても分かりやすいと思います。
でも、ブログを長く続けるなら、少しだけ考えておきたいことがあります。
その便利な機能。
将来テーマを変えたときも、そのまま使いたい機能ではありませんか?
もし答えが「はい」なら、最初からテーマとは別のプラグインにしておいた方が安心かもしれません。
テーマはずっと同じとは限らない
WordPressを始めたばかりのころは、
「このテーマをずっと使う」
と思うかもしれません。
でも実際には、ブログを続けていると好みも変わります。
もっとシンプルにしたくなる。
違うデザインを使いたくなる。
新しいテーマが気になる。
表示速度を見直したくなる。
ブログの方向性が変わることもあります。
つまり、
テーマは途中で変えたくなることがある。
これは特別なことではありません。
洋服だって、ずっと同じものを着続けるわけではありませんよね。
ブログの見た目も同じです。
便利なテーマ独自機能ほど、あとで困ることがある
テーマ独自の機能は、使っている間はとても便利です。
たとえばテーマの管理画面から、
AdSense広告を記事上に表示。
記事中に表示。
記事下に表示。
と簡単に設定できる。
これはかなり便利です。
でも、その広告配置の仕組みがテーマの中にある場合、テーマを変更したらどうなるでしょうか。
新しいテーマにも同じ機能があるとは限りません。
表示位置が変わるかもしれません。
広告が出なくなるかもしれません。
もう一度設定し直す必要が出ることもあります。
便利だった機能ほど、テーマ変更するときに確認する場所が増えてしまうんですね。
AdSense広告は外部プラグインで管理する方法もある
AdSense広告そのものは、WordPressテーマでなければ設置できないものではありません。
広告配置を管理する専用プラグインを使う方法もあります。
たとえば、
記事の途中。
見出しの前。
記事の最後。
といった場所へ広告を挿入するルールを、テーマとは別のプラグインで管理する。
そうしておけば、テーマを変更しても、そのプラグインは残ります。
もちろんテーマ変更後には表示確認は必要ですが、
広告を管理する場所そのものが変わらない。
これはかなり大きな違いです。
テーマを変えるたびに、
「AdSenseどこに設定したっけ?」
から始めなくても済みます。
アフィリエイトリンクも同じ
アフィリエイトリンクも、テーマ独自機能として用意されていることがあります。
商品名。
画像。
Amazon。
楽天。
公式サイト。
こうしたものを入力すると、きれいな商品カードを簡単に作れる。
便利ですよね。
でも、記事が増えてからテーマを変えたくなったとき、
その商品カードがテーマ専用だったらどうなるのか。
ここは最初に考えておきたいところです。
記事が10本なら直せるかもしれません。
でも100本、300本と増えたあとでは大変です。
だったら、商品リンクやアフィリエイト管理も最初から外部プラグインにしておく。
そうすれば、
テーマを変更しても商品データやリンク管理を残しやすくなります。
ボタンやマーカーもテーマの外でいい
ボタンやマーカーも同じです。
文章の一部を黄色くする。
赤い下線を付ける。
文字を大きくする。
申込みボタンを置く。
こうした機能は、記事を書くうえで便利です。
でもよく考えると、
サイト全体の土台を作るテーマの仕事ではありません。
記事本文を編集する機能です。
ならば、
文字装飾は文字装飾用プラグイン。
商品や申込みボタンはアフィリエイト用プラグイン。
記事全体のデザインは装飾用プラグイン。
そんなふうに分ける方法もあります。
AIちいちゃんクローゼットでも同じことを考えています
AIちいちゃんクローゼットでは、今までAIちいちゃんパレット Proへいろいろな機能を追加してきました。
見出し。
BOX。
Q&A。
タイムライン。
記事全体の着せ替え。
ブログ一括着せ替え。
できることが増えて、かなり便利になってきました。
でも、機能が増えてきたからこそ、
「全部ひとつのパレットに入れ続けていいのかな?」
とも考えるようになっています。
たとえば、
記事全体を着せ替える機能は装飾パレット。
文字サイズやマーカー、下線などは文字パレット。
商品カードやアフィリエイトリンク、CTAボタンはアフィリエイトパレット。
そんなふうに役割を分けた方が、それぞれをもっと使いやすくできるかもしれません。
ひとつを軽くして、全体を多機能にする
プラグインを分けると、
「機能が減るのでは?」
と思うかもしれません。
でも実際は逆です。
ひとつのプラグインへ全部詰め込むと、画面も複雑になります。
使わない機能まで入ります。
新しい機能を追加するたびに、既存機能へ影響する可能性も増えます。
それなら、
役割ごとに分ける。
装飾を使いたい人は装飾パレット。
文字編集をたくさん使う人は文字パレット。
アフィリエイトをする人はアフィリエイトパレット。
必要なものだけ追加する。
ひとつひとつはシンプル。
でも組み合わせれば多機能。
この方が、長く使うWordPressには合っているのではないかと思っています。
テーマは土台だけでもいい
ここまで考えると、WordPressテーマの役割も見えてきます。
テーマは、
サイト全体のレイアウト。
ヘッダー。
フッター。
サイドバー。
スマホ表示。
基本的な読みやすさ。
表示速度。
そうした、
ブログの土台。
ここをしっかり作る。
それ以外の、
装飾。
文字編集。
広告。
アフィリエイト。
こうした機能は、必要に応じて外部プラグインへ任せる。
そうすれば、将来テーマを変更したくなったときも、
テーマだけを交換しやすくなります。
初心者ほど「乗り換えられるブログ」を作っておく
WordPressを始めるとき、
「どのテーマが一番おすすめ?」
と考える人は多いと思います。
でも、最初から一生使うテーマを決めなくてもいいんです。
最初はシンプルなテーマ。
必要な機能は外部プラグイン。
あとから気になるテーマが出たら乗り換える。
そのときも、装飾や広告、商品リンクなどがテーマから独立していれば移行しやすい。
だからAIちいちゃんクローゼットでは、
一番高機能なテーマを選ぶことより、あとから自由に乗り換えられるブログを作ること。
そこも大切だと考えています。
便利な機能を否定する必要はありません。
Cocoonのように、テーマだけでいろいろできる便利さもあります。
ただ、
便利な機能をどこに置くか。
そこを最初に少し考えておくだけで、数年後のWordPressがずいぶん楽になるかもしれません。
テーマは土台。
必要な道具は外に持つ。
そして、気分が変わったらテーマを変えてもいい。
そんな自由なWordPressの作り方を、AIちいちゃんクローゼットではこれからも考えていきます。