ブログ用の画像って、用意したあとも意外と手間がかかるんですよね。大きさをそろえて、ファイル名を変えて、必要なら枠線をつけて……。記事を書きたいだけなのに、いつの間にか画像のお世話係になっちゃう(笑)。そんな作業をまとめて進められるのが、AIちいちゃん画像一括処理 HTML版です。
画像をまとめて選び、保存形式や横幅を設定すると、変換した画像をZIPファイルで一括保存できます。WordPressへプラグインを入れなくても使える単体のHTMLツールなので、まず画像を整えてから、自分のブログへアップロードする流れで使ってください。
このツールでできること
複数の画像に同じ設定を適用して、形式・画質・サイズ・名前・枠線をまとめて整えられます。名前に「AIちいちゃん」と付いていますが、画像をAIへ送って加工する機能ではありません。APIキーの登録や、画像変換のためのAPI料金は不要です。
| 機能 | 仕様・初期設定 |
|---|---|
| 画像の読み込み | 複数ファイルの選択、ドラッグ&ドロップ |
| 保存形式 | WebP/JPEG。初期設定はWebP |
| 画質 | 10〜100%を5%刻みで調整。初期設定は85% |
| リサイズ | 最大横幅を指定して縦横比を維持したまま縮小。初期設定はON・1200px |
| 透明背景 | WebPで維持可能。初期設定はOFF。JPEGは白背景 |
| 連番ファイル名 | 接頭辞・開始番号・桁数を指定。初期設定はimage_・1・2桁 |
| 枠線 | ON/OFF・色・太さを指定。初期設定はON・#cccccc・1px |
| 保存 | converted_images.zipとして一括ダウンロード |
画像はブラウザ内で処理され、変換のために外部サーバーへ送信されません。ただし、ZIP作成に使うライブラリは外部から読み込むため、利用時はインターネットにつないだ状態で開いてください。画像の処理場所と、ZIP用ライブラリの読み込みは別の仕組みです。
使い方① HTMLファイルをブラウザで開く
配布されたHTMLファイルをパソコンへ保存し、ブラウザで開きます。画面に「AIちいちゃん画像一括処理」と表示され、画像を選ぶ場所と設定欄が出ていれば準備完了です。ファイルをダブルクリックしてうまく開けない場合は、ブラウザのウインドウへHTMLファイルをドラッグして開いてください。
このHTMLファイルは、WordPressへインストールするプラグインZIPとは別物です。記事本文へツールのコードを貼るのではなく、ブラウザでツールを開いて、変換した画像を保存してから使います。
使い方② 画像をまとめて選ぶ
画面上部の「ここに画像をまとめてポイッ♪」へ画像をドラッグ&ドロップするか、その場所をクリックして複数の画像を選びます。「○枚の画像が選択されました。」と表示されたら、読み込み対象を選べています。ここでは枚数が表示されるので、予定した枚数になっているか確認してください。
あとから別の画像を選ぶと、選択対象は新しい画像に置き換わります。追加で積み上げる方式ではないため、まとめて処理したい画像は一度に選びましょう。また、読み込めるかどうかはブラウザが対応する画像形式にも左右されるため、画像ファイルなら何でも変換できるわけではありません。
使い方③ 保存形式・画質・背景を決める
WebPかJPEGを選ぶ
「保存形式」で、WebPまたはJPEGを選びます。初期設定はWebPなので、まずはそのまま少数の画像を変換してみてください。JPEGで渡したい相手や用途がある場合は、JPEGへ変更すれば大丈夫です。元画像によって変換後の容量は変わるため、必ず小さくなるとは限りません。
画質はまず85%から試す
「画質・圧縮率」のスライダーで、保存時の画質を調整します。初期値は85%ですが、これは「容量を85%減らす」という意味ではありません。低くすると文字や輪郭が崩れる場合があるので、設定画面のスクリーンショットなどは、変換後に小さな文字まで読めるか確認しましょう。
透明なキャラクター画像はチェックを忘れずに!
透明背景の画像をWebPで保存する場合は、「透明背景を維持する」にチェックを入れます。初期状態ではチェックが入っていないため、そのまま変換すると透明部分は白背景になります。「キャラクターの周りが白くなっちゃった!」というときは、ここを見直してください。
JPEGは透明背景を保存できないため、JPEGを選ぶと透明背景のチェックは使えなくなり、白背景で保存されます。また、元から白い背景が付いている画像を透明にする機能ではありません。透明部分を残したい場合は、元画像が透過画像であることも確認しましょう。
使い方④ 最大横幅で画像を縮小する
「最大横幅でリサイズする」にチェックを入れ、「最大横幅(px)」を指定します。初期値は1200pxで、横幅がそれより大きい画像だけが縮小されます。縦横比は維持されるので、画像が横につぶれたり、縦に引き伸ばされたりすることはありません。
たとえば横幅2400pxの画像なら、1200px指定で横幅が半分になり、高さも同じ割合で縮小されます。一方、横幅800pxの画像は800pxのままです。これは長辺を1200pxにそろえる機能ではなく、横幅の上限を決める機能なので、縦長画像では高さが1200pxを超えることもあります。元の大きさを保ちたい場合はチェックを外してください。
使い方⑤ ファイル名を連番でそろえる
「ファイル名の接頭辞」に名前の共通部分を入力し、「開始番号」と「連番の桁数」を設定します。初期設定では、image_01.webp、image_02.webpのような名前になります。スクリーンショットの長い名前がずらっと並ぶ状態から、扱いやすい名前へまとめて整えられます。
| 設定欄 | 入力例 |
|---|---|
| ファイル名の接頭辞 | chiichan_ |
| 開始番号 | 1 |
| 連番の桁数 | 3 |
| 保存形式 | WebP |
この設定なら、chiichan_001.webp、chiichan_002.webp、chiichan_003.webpという名前になります。連番の桁数は1〜5で指定でき、指定より番号が長くなった場合も番号を切り捨てません。フォルダ区切りとして扱われる文字を避けるため、接頭辞には半角英数字・ハイフン・アンダースコアを使うと整理しやすいですよ。
使い方⑥ 枠線をつける
「画像に枠線をつける」にチェックを入れると、画像の周囲へ枠線が付きます。色と太さを選べて、太さは1〜20pxです。初期設定は薄いグレーの1pxなので、白いブログ背景に白いスクリーンショットを載せるとき、画像の境界を伝える用途に使えます。
枠線は画像の内側へ描かれ、外側に余白を追加するものではありません。キャラクターや写真に枠線がいらない場合は、チェックを外してください。透過キャラクターを保存するなら、WebP・透明背景ON・枠線OFFという組み合わせにすると、周囲へ余計な線を付けずに保存できます。
使い方⑦ ZIPで保存して、ブログへアップロードする
設定を確認したら、「ZIPで一括ダウンロード」を押します。処理中は「処理中… 3 / 10」のように進行状況が表示され、画像の変換後にZIPファイルが作られます。完了表示が出たら、ブラウザのダウンロード先でconverted_images.zipを確認してください。
ZIPを展開すると、変換した画像ファイルを取り出せます。画像の見た目・サイズ・背景を確認してから、WordPressのメディアへアップロードしましょう。このHTML版にWordPressメディアへの直接アップロード機能はありません。元画像も書き換えないので、保存した画像を確認しながら使えます。
用途別の設定例
| 用途 | 試す設定 | 確認すること |
|---|---|---|
| 設定画面のスクリーンショット | WebP・85%・最大横幅1200px・枠線ON | 小さな文字が読めるか |
| ブログ用の写真 | WebP・85%・最大横幅1200px・枠線OFF | 細部の崩れと保存後の容量 |
| 透過キャラクター | WebP・85%・透明背景ON・枠線OFF | 元画像の透明部分が残っているか |
| JPEGで渡す画像 | JPEG・85%・横幅は用途に合わせて指定 | 透明部分が白になること |
どの設定も、まず試すための目安です。全画像を同じ設定で処理する仕組みなので、写真と透過キャラクターなど、背景や枠線の希望が違う画像は分けて処理してください。一度にそろえる画像の種類を決めておけば、設定のやり直しも減らせます。
うまく保存できないときの確認ポイント
ダウンロードボタンが押せない
画像を選ぶ前は、ダウンロードボタンを押せません。選択したあとも押せない場合は、選択枚数の表示を確認してください。有効な画像として読み込まれていなければ、まずJPEGやPNGなどの画像を少数選んで試しましょう。
「ZIP作成の準備に失敗しました」と出る
ZIP作成用ライブラリを読み込めていない場合に表示されます。インターネット接続を確認して、HTMLファイルを開き直してください。外部ライブラリの読み込みが遮断されている環境でも、ZIPを作成できないことがあります。
処理できない画像がある・途中で止まる
ブラウザで読み込めない画像や、大きな画像が含まれている場合は、枚数を減らして試してください。現行版は途中で画像の処理に失敗すると、そこまでの画像だけをZIP保存する方式ではなく、処理全体がエラーになります。画像を少数ずつ分けると、原因の画像を探しやすくなります。
透明にならない・画像が思ったより大きい
透明背景ならWebPと透明背景のチェックを、大きさならリサイズのチェックと最大横幅を確認します。画質85%は容量の削減率ではなく、リサイズは横幅を基準にした縮小です。設定名だけで判断せず、保存した画像を開いて確認すれば、「そういう意味だったのね!」というすれ違いを減らせます。
画像の準備をまとめて済ませて、記事づくりへ戻ろう
AIちいちゃん画像一括処理 HTML版は、画像を選んで、設定して、ZIPで保存するための道具です。矢印を描いたり文字を入れたりする編集は別のツールで済ませ、その画像をまとめてブログ用に整える場面で使ってください。
最初は数枚で試して、文字や透明背景が狙いどおりに保存できるか確認しましょう。設定が決まれば、あとは同じ種類の画像をまとめてポイッ♪ 画像の名前を一枚ずつ直していた時間を、読者さんへ届ける記事づくりに回せますよ!