ブログの記事が増えてくると、過去記事はどんどん埋もれていきます。「この記事から何を読んでもらえばいいんだろう?」と考え始めると、過去記事を一つずつ開いてURLを探し、内容を読み返して、やっとリンクを貼ることになります。これ、やり始めると地味に時間が溶けちゃうんですよね。
つながる内部リンクAIちいちゃん Ultimateは、WordPressの記事編集画面で、公開済み記事を探してつなげるためのツールです。手動で内部リンクを付ける「つなぐ」、関連記事を探す「おすすめ」、内容が近い記事を確認する「似た記事」、内部リンクのない記事を探す「0本記事」、複数記事を材料にする「まとめ記事AI」まで、記事を育てる作業を一つに集めました。
さらに、ブログ用の画像をまとめてWebPやJPEGへ変換し、リサイズ・連番リネーム・枠線追加まで行える「画像一括処理」も使えます。記事を書く、画像を整える、過去記事へつなぐ。この毎日の作業を、少しずつラクにしていくためのツールです。
はじめに:AI機能を使う場合の設定
「まとめ記事AI」と「見出しごとのAIリンク」を使うには、OpenAI APIキーが必要です。WordPress管理画面の設定 → つながるAI設定を開き、APIキーを登録してください。
ここで少しだけ大事な注意です。ChatGPTの月額プランとOpenAI APIは別のサービスなので、AI機能を使った分だけAPI利用料金がかかります。一方で、「つなぐ」「よく使うURL」「ショートコード」「画像一括処理」「ChatGPT修正用の全文コピー」は、APIキーなしでも使えます。
基本の開き方
WordPressの投稿または固定ページを、ブロックエディターで開きます。編集画面に表示される「つながる内部リンク Ultimate」のパネルから、使いたい機能を選びます。パネルが画面の端にある場合は、青い「AIちいちゃん」タブを押すと開けます。
最初は全部を使おうとしなくて大丈夫です。新しい記事を書いた後に「つなぐ」で関連記事を2〜3本足すだけでも、ブログ全体の読みやすさは変わっていきます。
「つなぐ」:選んだ文字へ内部リンクを付ける
「つなぐ」は、本文中の文字を選び、リンク先にしたい自サイトの記事をクリックして内部リンクを付ける機能です。たとえば本文の「PREP法」という文字を選び、PREP法の記事をクリックすれば、その文字へ内部リンクが付きます。
- 本文中でリンクにしたい文字をドラッグして選びます。
- パネルで「つなぐ」を選びます。
- 記事タイトルを検索するか、カテゴリー・タグで候補を絞ります。
- リンク先にしたい記事をクリックします。
- 本文のリンク位置を確認して、通常どおり記事を保存します。
記事タイトルは、本文の好きな場所へドラッグして入れることもできます。文字を先に選んでリンクにする使い方と、記事タイトルを文中へ入れてから文章を整える使い方を、書きやすい方で使ってください。
カテゴリーとタグで、近い記事を探す
記事数が増えてきたら、タイトル検索だけでは目的の記事が見つけにくくなります。そこで「つなぐ」では、カテゴリーとタグでも絞り込めます。タグは最大3つまで選べるので、たとえば「ChatGPT」「ブログ初心者」「内部リンク」のように組み合わせると、内容の近い記事を探しやすくなります。
タグを選んだ後、下に記事一覧が表示されないときは、タグの組み合わせが細かすぎる可能性があります。その場合はタグを一つ外すか、カテゴリーだけにして探してみてください。
「おすすめ」:今の記事に関連する過去記事を探す
「おすすめ」は、今開いている記事のタイトルと本文をもとに、関連しそうな公開済み記事を探す機能です。「おすすめを再分析」を押すと、候補が表示されます。
ここで表示されるのは「このリンクを必ず入れてください」という命令ではなく、候補です。記事の流れに合うものだけを選び、「つなぐ」で入れていくのがおすすめです。記事末尾にリンクを並べるだけで終わらせず、話している内容の近くへ入れると、お客さんも次に読む理由が分かりやすくなります。
見出しごとのAIリンクを使う
おすすめ画面では、見出しごとのAIリンクも使えます。AIが今の記事を読み、各見出しに合う公開記事を候補から選び、本文中の自然な場所へ内部リンクを追加する下書きを作ります。
AIに任せた後も、そのまま公開せずに必ず内容を確認してください。リンク先が話の流れに合っているか、リンクの文字が不自然ではないかを見てから保存すれば大丈夫です。
「似た記事」:同じような記事を書いていないか確認する
AIで記事を書くスピードが上がると、昔書いた記事と似たテーマの記事ができてしまうことがあります。「似た記事」は、現在編集中の記事と内容が近い公開済み記事を確認するための機能です。
似た記事が表示されても、自動で消えたり書き換わったりはしません。本命の記事を決めて内容をまとめる、古い記事から新しい記事へリンクする、関連記事として相互リンクする、といった判断材料として使ってください。
「0本記事」:ブログの奥で孤立している記事を見つける
「0本記事」は、公開済み記事のうち、他の自サイト記事へ向かう内部リンクが見つからない記事を確認する機能です。記事が増えるほど、昔の記事はブログの奥に沈みやすくなります。
0本記事を見つけたら、まず「おすすめ」で関連候補を見て、必要なものを「つなぐ」で追加します。全部の記事を一気に直そうとしなくて大丈夫です。数記事ずつでも内部リンクを足していけば、ブログ全体は少しずつつながっていきます。
「まとめ記事AI」:約10記事を一つの案内記事にまとめる
「まとめ記事AI」は、同じテーマの公開済み記事を選び、各記事へ内部リンクしたまとめ記事の下書きを作る機能です。たとえば、ChatGPTブログについて書いた記事が何本か増えてきたら、それらを一つの案内記事として整理できます。
- 「まとめ記事AI」を開きます。
- 記事タイトル・カテゴリー・タグで候補を絞ります。
- まとめたい記事へチェックを入れます。
- まとめ記事のタイトルを入力します。
- 「新規投稿の下書きとして作る」または、今のページへ入れる方法を選びます。
- 生成後、タイトル・文章・リンク先を確認して保存します。
タグは最大3つまで選べます。同じテーマの記事を集めたいときは、カテゴリーだけで探すよりも、タグを組み合わせた方が候補を絞りやすくなります。全チェックと全チェック外しのボタンもあるので、候補を見直したいときに便利です。
選ぶ記事数の目安は2記事から約10記事です。たくさん選びすぎるとAIに渡す材料が大きくなり、生成エラーになったり、記事のテーマが散らかったりします。まずは近いテーマの記事を5〜10記事ほど選ぶと、まとまりのある下書きになりやすいです。
AIへ送るのは、選択した元記事のタイトル・見出し・URLです。公開済み記事の本文全文は送信しません。完成した下書きは土台なので、冒頭に自分の体験を足し、最後に「次はこれを読んでください」と自分の言葉で案内を加えると、ぐっと自分らしいまとめ記事になります。
「ChatGPT修正」:文章の温度を自分らしく整える
まとめ記事AIなどで作った本文を、自分のChatGPTで自然な文章に直したいときに使うのが「ChatGPT修正」です。「ChatGPT修正用に全文コピー」を押すと、タイトル・見出し・リンクURL・リンクテキスト・画像・ショートコード・HTML構造を変えないよう指示を入れた状態で、記事全文をコピーできます。
コピーした内容を自分のChatGPTへ貼り付けて修正を頼み、返ってきたHTMLをWordPressへ貼り戻します。「本文を削除する」は、タイトルを残したまま本文だけを空にするボタンです。先に全文をコピーしてから使い、修正後の本文を貼り戻してください。
「よく使うURL」と「ショートコード」:毎回探す作業を減らす
「よく使うURL」には、販売ページ、PDF、特典ページ、会員サイト、外部サービスなどのURLを、名前とメモ付きで保存できます。記事を書いている途中で「あのURLどこだったっけ?」となる時間を減らせます。
「ショートコード」は6件まで保存できます。「お問い合わせフォーム」「広告」「会員サイトへの案内」など、用途をメモしておくと、あとで見ても迷いません。コピーしたショートコードは、本文の好きな場所へ貼り付けて使います。
「画像一括処理」:ブログ画像をまとめて整える
記事編集画面の右上にある「🖼️ 画像一括処理」を押すと、専用ページが開きます。WordPress管理画面のツール → 画像一括処理から開くこともできます。
- 画像をドラッグ&ドロップするか、クリックして複数選択します。
- 保存形式をWebPまたはJPEGから選びます。
- 画質、最大横幅、ファイル名、連番、枠線を設定します。
- WebPの場合は、透明背景を維持するか白背景にするかを選びます。
- 「ZIPで一括ダウンロード」を押します。
初期設定は、WebP・画質85%・最大横幅1200px・枠線ありです。元画像が指定した横幅より小さい場合は、無理に拡大されません。JPEGは透明背景を保存できないため、JPEGを選んだ場合は白背景で保存されます。
処理中は「処理中… 3 / 10」のように進行状況が表示され、終わるとZIPファイルが保存されます。画像はブラウザ内で処理する仕組みなので、変換のためにWordPressサーバーへ画像をアップロードする必要はありません。
迷ったときは、この順番で使えば大丈夫
- 新しい記事を書く。
- 「つなぐ」で関連する過去記事を2〜3本探してリンクする。
- 「おすすめ」で、他にも入れられそうな関連記事を確認する。
- 記事が増えたテーマは、「まとめ記事AI」で約10記事までを選んで案内記事の土台を作る。
- 文章がAIっぽく感じたら、「ChatGPT修正」で自分らしい言葉に整える。
- ときどき「0本記事」を見て、過去記事の孤立を減らす。
最初からブログ全体を完璧につなげる必要はありません。新記事を一本書くたびに、過去記事へ数本リンクを足す。それを続けるだけで、単発の記事の集まりだったブログが、お客さんを次の記事へ案内できるブログへ変わっていきます。
利用時の注意点
- 本ツールはWordPressのブロックエディター向けです。
- AIが作成した文章やリンクは、保存・公開前に必ず内容を確認してください。
- まとめ記事AIと見出しごとのAIリンクには、OpenAI APIキーと別途API利用料金が必要です。
- まとめ記事AIは、安定した生成のため2〜約10記事を目安にしてください。
- 画像一括処理は、画像の枚数・容量・パソコンの性能によって処理時間が変わる場合があります。
つながる内部リンクAIちいちゃん Ultimateは、ボタン一つでブログを完成させる魔法の道具ではありません。でも、URLを探す、過去記事を見返す、画像を一枚ずつ整えるといった面倒な作業を減らしてくれます。その分だけ、お客さんに何を伝えるか、自分らしい文章をどう書くかに時間を使えるようになります。